ア・ラ・モード

 analers/氣志團/怒髪天 2001.02.29 下北沢CLUB Que [2001年03月31日(土)]
天獄の穴場と銘打ったこのイベント。行く前から超待ちかねていたライブでした。
(会社休んでチケット買いに行ったくらいだし(笑))
analers/氣志團/怒髪天という名前を見ただけで「ふざけるなよ……」って感じのメンツで、それは名前だけでなく実際にも想像をはるかに超えるムサ苦しさ、男臭さ全開という感じでありました。

氣志團がはじまってからQueに入ると、入り口のところから中に進めないほどの人が。ステージがまったく見えない状況でMCと一曲分を聴き、あまりのすばらしさにひとりニタニタ笑っていたら、後ろから徐々に押されてフロアに入り込めたので、ようやくステージを見ると、外見もとんでもないバンドでした。

横浜銀蠅と思っていい(笑)。メンバー6人がみんな学ラン姿。短ランやら長ラン。そしてみんなリーゼントでサングラス。しかもどうやら2ボーカル、という感じなんだけれど、どうやらひとりはほとんど踊るのみらしい。

曲はと言えば、ああ素晴らしき日本のロックンロールに、切なくてカワイイ青春ちっくな詞が載って、コワモテの二人が完璧にお揃いの振り付けで踊っていた。もう、なんでもありの踊り。すごい。

お噂はかねがねという感じで是非とも見たいと思っていたバンドなんだけれど、予想以上だった。イエローモンキー、C-C-B、トムキャット、レッドウォーリアーズ、スパイダース、米米クラブ、そしてもちろん横浜銀蠅、そういうバンドをにっこり笑いながら見守っていたことのある人たちは好きに違いない。そんなのを全部足して、飽和量を超えてなお、バカらしさを足し続けたバンドが氣志團でありました。また見ないわけに行かないでしょ。

そして怒髪天。最初に見たのは高校3年生の時だった。札幌出身で、オトコっぽくて暑苦しくて、演歌みたいなロックをパンクみたいに何もかもこそげ落として歌うのが増子さんのイメージで、多分7年ぶりくらいに見た今回の怒髪天も、何ひとつ変わっていなかった。

「氣志團が天国なら俺たちは中国だから」という言葉のあとに、これまた冴えたMCをしてくれる。面白い。素敵。氣志團と似たようで全然違う、正反対のようで同じ心意気を感じてしまったりとかして、いい組み合わせだなーと思った。

安心して聴けるロック、ブルース、ブギー、そういうのを一本貫いたスタンスで、ちゃんと怒髪天のイメージでずっとやっていてくれるところがなんだか嬉しくて見ていて幸せでした。

そしていよいよ、待ってました、アナラーズ。
この時には気付いたら恭一と洋一の間の4列目くらいまで前進していた私。何故?
思いもよらずに戦闘態勢になってしまった感じで、その後はひたすら暴れていた。

なんか、洋一は福山雅治にそっくりだった。

この前までレコーディングしていて、その後初ライブだったので、新曲もちらほら。普通の顔して思わぬ音が出てくる。真剣にカッコイイロックに力の抜けるような詞が載る。
30半ばをすぎたオトコの人たちが、ずっとやってきたロックの中からつまんないしがらみを全部除いて、好きなところ面白いところだけを大マジメにやっている。アナラーズを見て嬉しいおはそこで、今回のライブは他のバンドも全部そういう点においては共通だったのでした。すごいよ、ホント。

ウエケン様のたまに見せるパンク魂にめちゃめちゃどきっとしたり、あとは恭一に触ったり、洋一とちぇりーさんが頭の上に降ってきたりして、めちゃめちゃ楽しんで、叫びまくったライブでありました。

アンコールを見られかったのが残念といえば残念だけど。
早くまた見たいな〜。

夜日記:http://che.ouchi.to/diary/0103/0329.html



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